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ミルクパン [日記]

ついにミルクパンが家にやってきた。
ちいさなちいさな赤いミルクパン。
ホーローのミルクパン。


引っ越して、今までと違うのが、
キッチンのIHヒーター。
炎の大きさを見ずに、料理なんか作れるかと思ってたけど、
IHはIHで、慣れれば、悪くない。
今までのフライパンやお鍋は運良くIHでも使えた。
でも、ホーローのお鍋が欲しくてもなかなか対応していなし、
とっても高かったりする。


私の冷蔵庫に必ず入っているものの中に、
牛乳がある。
卵も、ビールも、日本酒も、入っているけど、
牛乳はないと落ち着かない。
ビールがなくても落ち着かないけど。
牛乳は、朝も夜も1日中、必要。


牛乳を電子レンジで温めて飲むと、
とても幸せな気持ちになる。
そこに、蜂蜜を入れたり、
コーヒーを入れたり、
ティーバッグを入れてミルクティーにしたり、
カップスープの素を入れて、まろやかな甘いコーンスープにしたり。


でも、お鍋で牛乳を温めるのはもっともっと幸せ。
それには、ホーロー。
そしてちっちゃいのが条件。
バターウォーマーでかわいいのがあってもIHがだめで、
振られたりしていたけど、
ついについに出逢った12センチのホーローのミルクパン。
イメージでいうと、大きなのりんごに、
取っ手をつけたくらいの可愛い大きさ。


あたたかなミルクは、
こころを元気にしてくれる。
どんなときも。
それは、人間にとっては絶対なんだと思う。
我が家にやってきたミルクパンは、
ちっちゃなお母さんなのかな。


ホーロー鍋のすごいとこは、
大切に使えば、永遠なところ。
私は、このミルクパンに、ずっとずっと抱かれる。
少し風邪っぽくても、少しさみしくても、
いいことがあった日も、ここぞという闘いの日も、
ミルクパンで沸かしたミルクを飲もう。


小さな赤いミルクパンのような存在。
誰かの元気になれるといいな。 つづく


茶葉を煮出したミルクティー、とてつもなく美味しく感じる。(独り言)


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